東海ステークス!フェブラリーSの前哨戦
春に中京のダート2300mで行われていた東海ステークス。ダートの長距離重賞として定着していたが、中京競馬場の改装後は時期を年明けの1月に変更、距離もダート2300mから1800mに短縮され、2月に行われるフェブラリーステークス[G1]の前哨戦という意味合いが強くなった。1月にダート1800mで行われるようになった、2013年以降のデータを元に好走しそうな馬を探してみる。
[表1] 前走レースと成績
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
東京大賞典 | 2-1-0-4 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
チャンピオンズC | 1-0-3-5 | 11.1% | 11.1% | 44.4% |
JBCダート | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
師走S | 1-2-1-9 | 7.7% | 23.1% | 30.8% |
みやこS | 0-2-0-4 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
先ずはローテーションの確認からしていこう。[表1]は前走レースと成績を示したもので、過去6年で2勝しているのが暮れの大井で行われる東京大賞典組。そして複勝率40%越えをしているのがチャンピオンズカップ組、オープン特別では師走ステークス組が好成績を残している。
[表2] 年齢と成績
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 1-0-1-10 | 8.3% | 8.3% | 16.7% |
5歳 | 3-3-3-10 | 15.8% | 31.6% | 47.4% |
6歳 | 1-0-2-24 | 3.7% | 3.7% | 11.1% |
7歳以上 | 1-3-0-28 | 3.1% | 12.5% | 12.5% |
年齢別の強さを把握しておく。[表2]は年齢と成績をしめしたもので、過去6年の勝ち馬6頭の内、半分の3頭は5歳馬だった。今年は明け4歳(昨年の3歳馬)が重賞を総なめしているが、東海ステークスに関しては5歳馬が中心と考えていいだろう。
[表3] 馬体重と成績
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
460kg〜479kg | 1-1-1-10 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
480kg〜499kg | 1-3-3-17 | 4.2% | 16.7% | 29.2% |
500kg〜519kg | 0-0-1-25 | 0.0% | 0.0% | 3.8% |
520kg以上 | 4-2-1-16 | 17.4% | 26.1% | 30.4% |
ダートの重賞競走、馬格にも注意を払おう。[表3]は馬体重と成績を示したもの、過去6年の勝ち馬6頭中、半数以上となる4頭が馬体重520キロ以上の馬だった。新しい中京コースは直線に坂があるのでパワフルな馬が優位なのは分かるが、馬体重が500キロではなく、520キロ越えとは、非常に興味深いデータといえる。
[表4] 4角位置と成績
4角位置 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3番手以内 | 3-2-0-15 | 15.0% | 25.0% | 25.0% |
4番手〜7番手 | 3-3-3-19 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
8番手以下 | 0-1-3-38 | 0.0% | 2.4% | 9.5% |
展開にも注目する。[表4]は4コーナーの位置取りと成績を示したもので、過去6年で4コーナーで先頭だった馬が2回勝ち、2着1回と連対率が50%と非常に高い数値を残している。また過去6年間の勝ち馬6頭は4コーナーで7番手以内にいたことからも、差し馬は届くが追い込み馬には厳しいレースということになる。
【まとめ】
今年出走予定のメンバーから好走しそうな馬をピックアップしてみる。
[表1]で示したように前走レースから絞り込んでいく。東京大賞典組、チャンピオンズカップ組、師走ステークス組、JBCダート組がみやこステークス組が中心と考えて良さそうだ。今年出走予定の馬は全部で19頭、中心なるローテーションで出走する馬はアスカノロマン(チャンピオンズカップ10着)、アポロケンタッキー(東京大賞典10着)、アングライフェン(師走ステークス5着)、アンジュデジール(チャンピオンズカップ4着)、クイーンズサターン(師走ステークス3着)、メイショウスミトモ(師走ステークス12着)と6頭しかおらず、今年は上がり馬の多い混戦の東海ステークスといっていいだろう。各馬の年齢をチェックしてみる。[表2]で示したように、中心となるのは5歳馬。上記の6頭のうち5歳馬なのはアンジュデジールの1頭だけで、前走でG1のチャンピオンズカップで4着に好走しており、東海スーテクスでも有力馬の1頭といえるだろう。
次に馬体重をチェックする。過去6年で520キロ以上の馬が4頭勝っていることからも、上記の6頭で520キロ以上の馬格を持つ馬はアスカノロマン(524kg)、アポロケンタッキー(574kg)、アスカノロマン(524kg)の2頭となる。後は展開など加味して最終結論は各自で辿りついて欲しい。
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