年内最後のG1競走ホープフルステークス!
昨年G1競走に格上げされたホープフルステークス。翌年のクラシック皐月賞と同じコース、同じ距離で行われる為、クラシックを目指す2歳馬にとっての登竜門といえるG1競走となった。G1に昇格された昨年の上位入線馬からクラシックを制覇した馬は出ていないが、今後クラシックを賑わせる馬が出てくる注目のG1競走といえるだろう。
[表1] 前走レースと成績
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
新馬 | 6-0-3-11 | 30.0% | 30.0% | 45.0% |
葉牡丹賞 | 2-1-1-14 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
萩ステークス | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
京都2歳S | 1-0-0-5 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
未勝利 | 0-4-1-31 | 0.0% | 11.1% | 13.9% |
G1競走に昇格して2年目となるホープフルステークス、どんなローテションで挑む馬が好走するのだろうか![表1]は前走レースと成績を示したもので、意外にも新馬戦を勝ったばかりの1勝馬が過去10年で6勝している。さらに未勝利を勝ったばかりの馬でも2着4回好走しており、実績よりも素質や能力を重視する方が良さそうだ。
[表2] 前走距離と成績
前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同距離 | 7-3-4-56 | 10.0% | 14.3% | 20.0% |
距離延長 | 3-7-6-64 | 3.8% | 12.5% | 20.0% |
距離短縮 | 1-1-1-8 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
[表2]は前走距離と成績を示したもので、過去10年間の勝ち馬を10頭中7頭は、前走で2000mの距離のレースに出走していた。連対率や複勝率を見ると前走距離に優劣はないが、勝ち馬を探す上では、前走で2000mのレースを使っていることは重要なファクターといえるだろう。
[表3] キャリアと成績
キャリア | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1戦 | 6-0-3-11 | 30.0% | 30.0% | 45.0% |
2戦 | 2-5-3-32 | 4.8% | 16.7% | 23.8% |
3戦 | 1-1-1-22 | 4.0% | 8.0% | 12.0% |
4戦 | 1-2-1-24 | 3.6% | 10.7% | 14.3% |
5戦以上 | 0-2-3-26 | 0.0% | 6.5% | 16.1% |
2歳馬の戦いなのでキャリアにも注目してみる。[表3]はキャリアと成績をしめしたもので、[表1]を裏付ける結果となったが過去10年の勝ち馬10頭中6頭はキャリア1戦の馬、2着になった馬も10頭中5頭がキャリア2戦の馬と、キャリアが増すごとに好走する可能性が減っている。
[表4] 騎手と成績
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ルメール | 4-1-1-3 | 44.4% | 55.6% | 66.7% |
次に騎手にも目を向けてみよう。[表4]は騎手と成績を示したもので、ホープフルステークスを得意としている騎手はルメール騎手。過去10年で4勝、複勝率66.7%という驚異的な数値を残しており、人気を問わずルメール騎手の騎乗する馬には注意が必要だ。
[表5] 種牡馬と成績
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
キングカメハメハ | 3-0-3-3 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
シンボリクリスエス | 3-0-0-5 | 37.5% | 37.5% | 37.5% |
ディープインパクト | 2-2-1-8 | 14.5% | 30.8% | 38.5% |
ステイゴールド | 0-2-2-4 | 0.0% | 22.2% | 44.4% |
最後に血統背景も確認しておく。[表5]は種牡馬と成績を示したもので、過去10年で3勝しているキングカメハメハ産駒とシンボリクリスエス産駒。さらにディープインパクト産駒、ステイゴールド産駒も好成績を残している。
【まとめ】
今年出走予定の馬を上記のデータに当てはめ、好走する馬を探して見よう。
まずは[表2]を当てはめてみよう。今年は17頭の馬が登録しているが、その中で前走芝2000mを使った馬は9頭いる。新馬・未勝利からはキングリスティア、ジャストアジゴロ、タイセイモナーク、タニノドラマ、ヒルノダカールの5頭、500万下からはアドマイヤジャスタ、コスモカレンドゥラの2頭、京都2歳ステークス[G3]からブレイキングドーン、ミッキーブラックの2頭。
次に[表1]の前走レース、[G3]のキャリアを加味にしてみる。前走は新馬戦・未勝利戦、キャリア2戦以内の馬を探して見るとキングリスティア(新馬、キャリア1戦)、ジャストアジゴロ(未勝利、キャリア2戦)、タニノドラマ(新馬、キャリア1戦)の3頭となる。
ただ最初に絞った[表2]はあくまでも勝ち馬に当てはまるもの、好走という枠で考え[表1]と[表3]を当てはめてみるとヴァンドギャルド(東スポ杯3着、キャリア2戦)、サートゥルナーリア(萩S1着、キャリア2戦)、ブレイキングドーン(京都2歳S2着、キャリア2戦)の3頭も加わる。
これらの馬に騎乗する騎手、種牡馬などを加味して、最終結論は各自で辿り着いて欲しい。
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